北リハNEWS

新任職員研修を実施しました

6月8日~9日、10日~11日の2日程に分けて障がい者施設に採用された新任職員に対する職員研修会を実施しました。

内容としては、基本理念や法人倫理綱領について、社会福祉法人の役割について、法人内各種規程についてなど、2日間の日程で講義を行いました。
また、「サービスを利用するお客様の理解」として疑似体験セットを用いて片麻痺や高齢者(視覚障がい)の生活のしづらさや、やりにくさを実体験していただきました。

他職種、雇用形態も年齢も異なる職員同士が2人1組となって協力しながら歩行、階段の上り下りもしました。

参加した職員からは、
「片麻痺体験の際に階段を下りる時がとても怖かったです。ちょっとしたことで転倒の恐れがあることを改めて感じたので、日々の業務でも気をつけたいと思いました」と感想をいただきました。

おなじく「サービスを利用するお客様の理解」というテーマで、障がい者生活支援センターみらい(以下みらい)職員から「とても身近な障がいの話」という講義も行いました。

途中、みらいのピアカウンセラー高橋さんをオンラインでお呼びしてご自身の障がい歴や北広島リハビリセンターに入所していたころに感じたことなどをお話していただきました。

写真右がピアカンの高橋さんです。センター入所当時に訓練士に作ってもらった爪切りを20年以上たった今も大切に使っていると教えてくれました。

髙橋さんのお話の中で、「障がい者となっても、人としては何も劣っていない」という言葉が胸に刺さりました。
あまり好きな言葉ではありませんが、「普通」であること、人として当然の権利、そうしたことを改めて感じ考える機会をいただきました。

今回は、新型コロナウイルス感染対策のため、少人数で分散したかたちでの実施となりましたが、一人ひとりが「ケアについて」深く考え、それぞれの業務に活かせるきっかけになったかと思います。

・・・北広島市にある障害者支援施設・・・
  〔北広島リハビリセンター
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